学習スタイル診断の結果を基に、モチベーションが上がる環境を作ることで、深い学びにつながった事例です。
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『関係影響型』が強い生徒のモチベーションづくり
学習スタイル診断の結果『関係影響型』の傾向が強く出た生徒は、一人で取り組むより誰かと一緒に取り組むことでモチベーションが上がることが分かっています。
そのため、3年後海外進学を目指す生徒に対して、IELTS取得に向け、研修中だけでなく夏休み中も週1~2回の面談を設けることとし、しっかりと伴走する態勢をつくりました。
教科指導よりコーチングを優先した結果
この生徒は入学時、出願資格の英語CASEC点数ギリギリで入学。そのため、海外進学のために必要な語学の取得はとてもむずかしいことのように思えました。
その後、学習スタイル診断結果と彼の普段の会話の内容から、今必要なのは英語指導よりコーチとしての伴走であると判断。学習計画を一緒に作り、定期的に励ましたり、ビジョンを確認したり、精神的なケアを重点的に行うコーチングに注力した結果、語学力に加えてセルフマネジメント力を身につけることができ、2年次には英検2級レベルへと成長しました。
念願だった海外大学への進学も夢ではなくなりました。