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TOPページ > コラム > “ライターM”の在校生ストーリー #09 「2024年度スタート!‐私にとってラストの1年‐」(2024.4月号)
2024.04.28

在校生コラム

ライターMの在校生ストーリー #09

#マイプロジェクト#在校生#高等部

2024年度スタート!‐私にとってラストの1年‐

目次
始めに
DAY1
オーダーメイドカリキュラム
目標
終わりに

■この在校生コラムは【28日】に更新予定です。*

この連載では「等身大」「もがきながら成長している生徒の軌跡が見えること」という彼女の決めた大切な想いを軸に、スタッフや職員は修正を加えず、ありのままの彼女の生の言葉を掲載していきます。

一般的なレールに沿った公教育の学びではなく、日本と世界を舞台に、常に自分自身と向き合いながらあえて大きな挑戦を繰り返している彼ら。

楽しいだけはない、人生と社会の「答えのない問い」に向き合う学生生活。
そんな在校生の一人から毎月リアルタイムで届く想い、成長の軌跡をぜひ毎月ご覧ください。

*2024年度は卒業プロジェクトの関係上、不定期での更新となります。

始めに

こんにちは!在校生ライターのMです!

今回は、今月から始まった新年度への意気込みや目標と、インフィニティ国際学院の新年度がどのようにスタートしていくのかについて紹介します!

DAY1

インフィニティ国際学院中等部・高等部は「DAY1」と呼ばれるイベントで新年度をスタートします。

このイベントは入学式に近いイベントではありますが、新入生を歓迎して祝うのはもちろんのこと、今年度のインフィニティ国際学院全体が始まっていく日という意味合いで名付けられたものです。
また、「入学式」という言葉のかしこまったイメージのもと行う式典にしたくないという学院長の思いも込められています。
 
今年度は、中等部に4名、高等部に2名の新入生が仲間に加わり、一昨年と昨年同様、北海道上川町層雲峡で行われました。

今年のDAY1は一昨年や昨年と同じ会場で行われたので、右も左も分からない1年目と司会をするために凄く緊張していた2年目の記憶が思い起こされました。
時の流れを感じ、時間の速さに対する少しの焦りとどこからか分からない余裕がある状態でDAY1に参加しました。

DAY1を通して、自分がインフィニティという場所にいい意味で染まったと感じ、その感覚も含めて2024年度が楽しみになりました。

DAY1の様子
新入生1人ずつのスピーチも恒例

オーダーメイドカリキュラム

期待とともに始まった2024年度は、私にとってインフィニティ国際学院ラストの1年となります。

インフィニティ国際学院では3年次のカリキュラムを一人ひとりの興味関心や進路に合わせたオーダーメイドカリキュラムとしています。

1年次と2年次は国内外問わず世界を旅し、学院が定める8つのコアスキルや研修ごとのテーマをもとに、それぞれの気付きや学びを得ていきます。
そして3年次は、2年間を通して学んだ事や興味のあること、進路に合わせて、インターンや勉強、ボランティアや研修参加など、自分のやりたいことができる1年になっています。

つまり、今年度3年生になった私は、年間をオーダーメイドカリキュラムで過ごすことになります。

目標

「自分の目の輝きに敏感になることで、足りない何かを探しながら、大切なものを守るために何ができるかを模索していく。」

これは、22年度末に1年次を終えるにあたり、2年次をどんな風に過ごしたいか考え立てた目標のようなものです。

このコラムを書くために過去に使用した振り返りシートに目を通していて見つけました。
そのシートを読むまですっかりこのことを忘れていて、私にとって目標とはそういった位置づけなのだと気付かされました。

「ビジョンが見えていない。目標を口に出すことすら怖い。」

過去にこんなことも書いていました。

私にとって目標がなあなあになってしまう理由はここにもあると思います。本気でやりたいことを目標にしていないことに加え、自分に自信がないことで目標を口に出さないようにしていたことが拍車をかけ、目標達成や成長の速度が遅くなっていた気がします。
 
しかし、オーダーメイドカリキュラムで1年を過ごすことになった今、私はなんでもできるし、どこへだって行けます。

ただ、何も縛るものがないからこそ、行き先が見えていなければ立ち止まり続けることになるのは火を見るより明らかです。
そのため、目標がどうなっていくのかよりも、現時点での意思表明として、目標を3つ設定しました。

・小説を書き上げる

私には今、書きたいと思っている話があります。
 
なんとしてでもこの学校を巣立つ前に書き上げたいです。
これを書き上げた先の景色を見てみたいし、これを書き上げた先だからこそ見える物があると思っています。

・就職先を見つける

私はこの2年の経験や感じた想いを振り返った結果、高校卒業後の進路として就職を考えています。

「(自分にとって)いつ役立つか分からない学歴」と「今自分が居たい場所と人」を秤にかけて大学進学ではなく、就職をするという決断をしました。

そのため、今年度中に就職先を見つけ、来年度から生きていける道を切り開く必要があります。
 
具体的なプランはまだ見えていませんが、美容業界や文章に関わる仕事に興味があります。
日々を消費してしまうような仕事と生活はしたくないので、キラキラして目が離せなくなるような仕事であったり、石垣・西表研修で見つけたキーワードである「感動」がより多く得られる環境だったり、そういった場所に居たいです。

・人生を幸せな方向へ舵を切れる要素を自分の中に多く持てる1年にしたい

同じ1日、同じ1時間、同じ1分…。
同じ時間でも、その時間が自分にとってどんな存在になるかは多くの条件によって変化していきます。

何を考えるか、何をするか、誰といるか、どこにいるか…。
もしかしたら、そんな大きな要素でなくてもいいかも知れない。

いつもより少しだけメイクが上手くいったとか、新調したものを使い始めたとか、天気がとても良いとか…。
 
そんな些細かも知れないけど、自分が前を向ける要素にしっかりと気付き、目の前にないのなら自分の内側から取り出して、幸せに感動しながら日々を過ごして生きたいです。

 
 
この3つの目標を実現するために、海外でのインターン自分が文章に向き合える時間の確保、ずっと気になっていたニュージーランドでの研修に参加など、1年を有意義に過ごすためのプランを考えています。
 
また、一度立てたプランのまま動き続けるのではなく、自分の心情の変化に合わせて自分自身に問い直し、その時に本当にやりたいことをしていきたいと思っています。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

これらの目標がどのように達成され、その過程で何を思い、どのように変化していくのか…。
この在校生ライターシリーズで1年を通してお伝えしていきます。
次回以降を楽しみにお待ち頂けると幸いです。

どうかこの活動が私と読んでくださる方にとって何かのきっかけになり、
いつか「意味があった」と笑って振り返ることができる、確かな道になりますように。

PROFILE

インフィニティ国際学院 高等部 在校生ライターM

インフィニティ国際学院 2022年4月入学 4期生