ある子の遅刻が続いたとき、チューターはどうサポートしたのか。
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ルールを約束に呼びかえる
これまでの学校では校則に従うのが当たり前だった生徒たち。インフィニティ国際学院では、校則や生活ルールも自分たちで考えます。
ある日、特定の子の遅刻が続いたので、「そもそも時間を守るって本当に必要?」という問いについて生徒・チューターで話し合いました。
「時間はルールだし守るべきもの」という発想の生徒に対して、チューターから「本当に〜〜べきだと思ってる?」という問いを投げかけることで、ルールは降ってくるものという認識の生徒たちが驚きました。大切なのは、このメンバーで何が大切かを決めること。そうして、ルールという言葉も約束という呼び名に変えました。
生徒たちも、それぞれの時間に対する価値観をお互いに伝えることができ、ルールメイキングをする上で、白か黒かでなくどちらも納得できる合意形成をすることを学べました。