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2023.02.21

中等部学習例01

上川町のコミュニティづくりへの貢献

#中等部#現場で学ぶ

英語学習×タウンキャンパス:生徒の学びが上川町の地元に住む人たちと外国人移住者を繋いだ事例です

目次
きっかけはタウンキャンパスでの英語学習
生徒の学びが上川町の課題解決のきっかけに
現場での学び
熱心に通訳する生徒

きっかけはタウンキャンパスでの英語学習

北海道上川町のタウンキャンパスでは、年間を通じて週4回オンラインとリアルのハイブリッドで英語を学習しています。

人口約3,200人の上川町には、外国人移住者が数名いますが、英語を話せる人が少なくあまり交流ができていないことが課題となっていました。お互いに興味を持ってはいましたが、言語の壁により交流が少ないという状況です。

一人のカナダ人は、中等部の英語講師として当学院と関わってくれていますが、雑談の中で「実は音楽が好きで、琴の教室に行ってみたいけど言語が不安」と、本音を吐露してくれました。それがきっかけとなり、生徒が一緒に参加することになりました。

生徒の学びが上川町の課題解決のきっかけに

町内でご高齢の方たちが集まり交流をする「まちなかサロン“きてみんか”」というイベントに、講師と一緒に生徒の一人が通訳として参加しました。

参加者の方々は堰を切ったようにたくさんの質問を講師に投げかけました。それを全て通訳するのは、一緒に参加した中等部の生徒です。カナダ人講師の琴についての質問も上手に通訳し、琴の演奏や合唱を楽しみました。

結果、お互いにずっと興味を持っていた外国人移住者と地元の方々とのとてもよい交流がうまれ、その後も継続しています。

現場での学び

通訳を買って出た生徒は、普段の英語学習とは違う、実践的な英語の使い方を学ぶことができました。次々にくる言葉を訳していくため、まだまだ中学生の生徒にとっては、大きな負担です。初回が終わったころにはぐったりしてとっても疲れた様子でした。とはいえ、次回も是非やりたいと自ら申し出て、翌週の通訳も行うことに。回を重ねるごとに通訳がうまくなっていき、自信がついて満足している表情でした。

英語の学習、地元の方々との交流、なにより自身が異文化の架け橋となることで、様々な学びを得ることができました。