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2025.04.28

在校生コラム

【 𝘕𝘌𝘞𝘚 】1コマ / INFINITY#05「DAY1からの学び」(2025.4月号)

#マイプロジェクト#中等部#在校生

DAY1からの学び|自由を「自分でつくる」インフィニティのはじまり

目次
はじめに
DAY1|活動報告
在校生企画
中等部プレゼンテーションより
企画から得た学び
次回へ
💌感想やリクエストはこちら(学院より)
【在校生写真展】

■この在校生コラムは【28日】に更新予定です。

 

インフィニティ国際学院中等部生、チトセがお届けする在校生コラム!!
彼女が感じた学校での成長や挑戦、そしてユニークな体験をリアルに伝えます。
北海道や奄美大島を学びの舞台にした活動、興味や関心、そして日々の学びをどのように実践しているのか。
チトセ自身の言葉を借りれば、「中等部にも、高等部に負けない学び、成長、そしてドラマがある!」
インフィニティならではの学びのスタイルや、チトセの目線で描く中等部の日常をお楽しみください。

はじめに

こんにちは!
インフィニティ国際学院中等部三年生になりました、チトセです。
このコラムはインフィニティでの体験を1人の在校生目線で紹介しています。

今回は新年度一日目のイベント、DAY1※の企画についてです。
新年度初っ端から多くの学びと経験値を得ました。
ぜひ最後まで読んでください。

※DAY1:インフィニティの入学式の名称

DAY1|活動報告

4月13日、上川町の公民館「かみんぐホール」でDAY1(入学式)がありました。

これまでインフィニティ国際学院の中等部は、北海道・上川町の中でも山奥の自然豊かな層雲峡を拠点にしてきましたが、今年度からキャンパスが町の中心部に移転。
上川町の地域の方々と日頃から身近に関われる新しい環境でのスタートとなりました。

そんな節目の年の開催となった今年度のDAY1は、地域に開かれた場として、町民の方も自由に参加できるイベントになりました。
当日は上川町長や教育委員会の皆さんをはじめ、地域の多くの方々が見守ってくださりました。
新入生、在校生、スタッフ、保護者、それに上川町のみなさんのあたたかな雰囲気の中で新入生を迎えることができました

たくさんの皆さんが来場

▼2025年度DAY1次第
1.学院長挨拶
2.来賓祝辞
3.職員紹介
4.在校生企画
5.記念撮影

私たちは2時間のうち1時間半を在校生企画の時間としていただき、「学校紹介」「新入生の意気込み発表」の二つを行いました。

このコラムでは本番に向かうまでの在校生の活動と、そこから得た学びの二本立てで書こうと思います。

在校生企画

在校生は前年度終了のタイミングから「学校紹介チーム」「新入生サポートチーム」に分かれてDAY1に向けた準備をしていました。
学校紹介チームは本番で15分ほどのプレゼンテーション、新入生サポートチームは前日から当日の新入生のプレゼン準備のサポートが主な役割です。
前日、当日の動きのために生徒同士で協力してプレゼンや内容の決定、またミーティングも生徒間で行いました。

私は学校紹介チームの一員としてプレゼンテーションを行いました。
中等部と高等部、それぞれ十五分ずつのプレゼンを作るためテーマ、内容決定、スライド作成はもちろん、それらをいつ終わらせるのかの当日までのスケジュールを作成することも必要でした。

全て自分たちで決定、実行しなければならないため、計画力の他にも判断力、決断力、想像力など様々な力が身についたと思います。

【動画】「学校紹介チーム」プレゼンテーション(一部抜粋)

中等部プレゼンテーションより

テーマ:『在校生の感じるインフィニティ』

①昨年度の様子紹介

昨年度私たちがどこで何をしたのかの紹介。
例えば、一学期の森プロジェクトでは約1ヶ月かけてインフィニティの森に東屋を建てた。

②インフィニティの特徴・魅力

在校生が考える「インフィニティでしかできない」体験。
(例)中学生とひたすら向き合う寮生活
この人数だからできた、必然だった対話や関係性がある。
またコミュニケーション能力やリーダーシップの向上。

③在校生が昨年度感じた成長や変化

チトセの成長:自己理解という経験値
“普通”の学校より圧倒的に「自分が何を得るか、自分はどうすべきか?」と自分について考える時間が多いため、自己理解が深まる。
自分を理解しようとする時間は、人間関係の経験値ともなりうる。
他人のことも自分と同じように理解しようとすることで、以前より楽に人と接することができるようになったと思う。

④新入生へメッセージ

“普通”に比べインフィニティは“自由”。
しかし自由な学校は与えられるものではなく、自分たちで作るもの。
ただ流されるだけならば、学ぶ内容が少し違うだけなのだ。
自分の行動次第でなんでもできるし、考え次第でどんな変化も起こせる、それを忘れず一年間みんなとともに走りきろう。

プレゼンに込めたメッセージ

インフィニティは「自分次第でなんでもできる場所である」というメッセージを軸に、メンバー全員が最大限自分らしさを爆発させられるプレゼンを目指しました。

“普通の学校”と言われる場所に比べ、インフィニティは自由な部分が多いと言えるでしょう。
確かに、髪を染めてはいけないなんてルールはないし、授業の受け方も個人の特性に合わせることができます。
ですが考えると、その自由は学院から与えられるものなのか?ここに来れば自由を得られるということなのか?という疑問が湧いてきます。
 
私の考えるそれらの問いに対する答えは“NO”です。
 
学院が与えてくれるのは「志の種」と「自分を作る場所」だけで、自由は自分たちで作るものだから。
自由な学校には責任もついて回るため、ルールがないわけでもないし全て自分の好きなようにしていいわけでもないです。
その中でいかに自分たちで学びを作るのか、どうやって学校を作っていくのか考え行動するのが私たちの自由を作るということなのではないでしょうか。
ただ授業に参加するままならば、ここにいても普通の学校にいても学ぶ内容が違うだけだと思います。

自分で何かを得ようとしないならばここにいてもプラスにはなりません。
逆に言えば、何かを得ようとすれば、学びを最大化したいと全力で行動すれば、得られる自由や未来、学びは無限にあるのです。
ここで何をするか、どう在るか、どれくらい成長するかは全て自分にかかっています。
そのことを忘れた瞬間に、ここにいる意味はなくなるし、得られる成長、学びも限られたものになると私は考えています。

自分次第という言葉がインフィニティにいる上で大きなキーワードになる。
それを一番知っている在校生から、在校生の言葉でそれを伝えたいと思いました。

ボロボロだったプレゼンの中でも、メッセージだけは内容と伝えたいという思いが強かったため、心の中にあった言葉をそのまま置くことができました。

企画から得た学び

私は今回の企画準備、また本番の発表に後悔していることや反省点がたくさんあります。

その大きな原因は、今までにないオンライン上のみでの準備や、春休み中で忙しかったことから、準備と練習が足りなかったことです。
全員の予定が合わず、あまりコミュニケーションが取れませんでした。

スムーズに連絡が取れる、話が進むというなんとなくの想像をして予定を組んでいた私には、大きな誤算であり衝撃でした。
チームでまとまってミーティングができず準備も練習もできないまま時間がたち、連絡は取れないが自分1人で進めるわけにはいかない、と焦りが私の中で大きくなっていきました。

リアルで会える時間とオンラインでしか繋がれない時間には大きな違いがあることを忘れてはいけないなと思います。
それとともに、リアルで人と会い、同じ時間を共有することの大切さやありがたみを感じました。

なんとか当日までに大体の内容の確認はできたものの、本番のプレゼンで私は、緊張と人に言葉を伝える恐怖を感じました。
オーディエンスが多いことは大きな問題ではなく、むしろ普段ならば準備したものを見せることができることに、やる気と自信が湧いてくるところです。

しかし今回の発表に対して私は前向きなエネルギーや自信ではなく、準備不足から湧く不安や諦め、後悔でいっぱいでした。
言葉では「頑張ろう」と発することができても、頭の中には前向きな考えや頑張ろう!と思う元気も何もない、空っぽの状態で本番に臨みました。
 
結局内容がすっかり頭から抜けていたのと半端ない焦りから自分の思ったように言葉を発することができませんでした。

今まで私のしたプレゼンでここまで緊張したことはなく、自分の心臓の動きや指先の震え、冷や汗が不思議な感覚でした。
焦りながらも準備不足の恐ろしさを冷静に考えていた自分もいました。
もし、もっと早く準備を始めていれば、もっと思い切ったリーダーシップをとることができていたら、といくつも何度も後悔していました。

今考えればその時間すら練習に当てるべきだったと思いますが、その考えに至る余裕もなかったようです。笑
準備や練習の量は自信につながるし、そのまま本番に表れると思い知らされました。

ありがたいことに、インフィニティではたくさんの発表のチャンスがあります。
失敗する自由と成長のきっかけを私たちは持っているのです。
今回の反省を伸び代に変えて、今度はもっとレベルの高い発表を作り上げます。

次回へ

新年度となり、生徒もスタッフも新たな体制になりました。
インフィニティは、そこにいる人次第で学びや生活が大きく変わる学校です。
『今年のメンバーで学べるのは今年だけ。』という意識を持ち、奇跡の一年間を私たちだけの色で彩っていきます。

このコラムから少しでも私たちの学びや体験を知って、『こんな中学生もいるのか』と思っていただけたら嬉しいです。
では、これからの活動に注目してください!

💌感想やリクエストはこちら(学院より)

本コラムへの感想、題材リクエストなどはインフィニティ国際学院のInstagramのDMか公式LINEにぜひお送りください😊

◎お預かりしたコメントは匿名で生徒に伝えさせていただきます。

【在校生写真展】

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PROFILE

インフィニティ国際学院 中等部 チトセ

インフィニティ国際学院中等部 | 2024年9月入学

“ 楽しいことも苦しいことも思考に繋げば面白い。”
インフィニティ国際学院 在校生⚡️

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