メッセージ
変化する世界情勢や加速化するDX化やグローバル化。
80歳を超えた今でも世界を飛び回っていると、日本の現状を歯痒く感じ、
未来を切り拓くリーダーを育てなければならないと焦りにも似た気持ちを抱いている。
私は来るべき情報化社会に日本が乗り遅れないために、電気通信の自由化を決意し稲盛和夫会長とともに第二電電(現KDDI)を創業した。
ドン・キホーテのように世間から笑われた出発だったが、現在では業界第二位10兆円企業へと成長した。
その後も、ADSL, eMobileのITベンチャー、クリーンエネルギーの株式会社レノバと社会に必要とされている新しい企業を作り出してきた。
しかし、一人の起業家が生涯に作り出せる企業の数は知れている。
変革のリーダーを輩出する教育機関が求められている。
第二電電創業のときに応援してくれたパナソニック創業者の松下幸之助氏は、
企業家として成功しただけでは日本は変えられないと、85歳で松下政経塾を創った。
松下幸之助氏と同様に、変革のリーダーを育成するためにインフィニティ国際学院は作られたという。
まさに今の日本に必要な教育である。
私が第二電電を作ったように、インフィニティ国際学院創業者の大谷真樹が第二文科省を作ったと言われる。
いつかそんな日がくることを信じて、全力で応援していきたい。
未来を切り開くのは教育、その先駆者としての活躍を心から期待しています。
PROFILE
株式会社レノバ 取締役会長
第二電電株式会社(現KDDI)共同創業者
イー・アクセス株式会社(現Y!モバイル)創業者 千本 倖生
大学にて電子工学を学んだ後、日本電信電話公社(現NTT)を経て、稲盛和夫氏らと第二電電(現KDDI)を共同創業。その後、イー・アクセス、イー・モバイル(Y!モバイル)を立ち上げ、最高責任者として両社の拡大を長きにわたり牽引。シリコンバレーのエクセレントカンパニーの取締役や世界的通信社のロイター発起人会社 理事を務めたほか、慶應義塾大学大学院教授、カリフォルニア大学バークレー、カーネギーメロン大学の客員教授、スタンフォード大学客員フェロー等を歴任。
豊富な起業・マネジメント経験と幅広いネットワークでレノバのグリーンエネルギー事業に深く関与。Ph.D(電子工学)