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早稲田大学大学院(MBA)客員准教授

西條 剛央

メッセージ

なぜ日本にこれほどまでに不条理が溢れているのでしょうか?それは形式や手段であったものが自己目的化するなど、本質を見失っているからです。
あらゆる問題は本質に外れることから起きているのです。そのため本質を学ぶことは最も大切なことですが、残念ながらそれに特化した教育機関は世界にも存在しません。

そこで、私は「エッセンシャル・マネジメント・スクール」という次世代の高等教育機関のモデルとなるスクールを立ち上げ、 このたび、志を同じくするインフィニティ国際学院と提携させていただくことになりました。
これは、インフィニティ国際学院が、世界で始めて「本質行動学」(Essential Management)を学ぶことができる(高校に類する)スクールになるということを意味します。
様々な国や文化で学ぶ学生のみなさんは、物事の本質を見極めて、いい社会を創っていく真のリーダーになっていただきたいと思っています。

PROFILE

早稲田大学大学院(MBA)客員准教授 西條 剛央

1974年宮城県生まれ。早稲田大学大学院で博士号取得、MBA専任講師などを経て現職。専門は本質行動学。東日本大震災直後の2011年4月に「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、日本最大級の支援プロジェクトに成長させ、2014年、Prix Ars Electronicaのコミュニティ部門において、WWWやウィキペディアが受賞した最優秀賞(ゴールデン・ニカ)を日本人として初受賞。「ベストチームオブザイヤー2014」「最優秀グッド減災賞」「NPOの社会課題解決を支えるICTサービス大賞」受賞。著書に『構造構成主義とは何か』(北大路書房)、『質的研究とは何か』(新曜社)、『人を助けるすんごい仕組み』(ダイヤモンド社)、『チームの力』(筑摩書房)など多数。