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■この在校生コラムは【28日】に更新予定です。
彼女が感じた学校での成長や挑戦、そしてユニークな体験をリアルに伝えます。
北海道や奄美大島を学びの舞台にした活動、興味や関心、そして日々の学びをどのように実践しているのか。
チトセ自身の言葉を借りれば、「中等部にも、高等部に負けない学び、成長、そしてドラマがある!」
インフィニティならではの学びのスタイルや、チトセの目線で描く中等部の日常をお楽しみください。
はじめに
こんにちは!インフィニティ国際学院中等部のちとせです。
中等部は今北海道で今年度最後の1ヶ月を過ごしています。
前回はマレーシアで怒涛の観光の日々を過ごしましたが、二月は北海道上川町という地元(?)でも頑張っています。
北海道は絶賛真っ白!ですが、昨日は最高気温が9度まで上がり、かなり暑かったそうです。
人生これまで東京でずっと過ごしていた私はこんなことを言うことになるとは思っていませんでした。
三学期上川期間はこれまでの北海道期間と同様、テーマプロジェクト、英語、コミュニケーション、マイプロジェクトの4つの授業をメインに進んでいきます。
そしてインフィニティですから、ところどころにスキー授業などのアクティビティを挟んでいるのはもはや当たり前です。
今はそれぞれの授業やプロジェクトが進んでいる、まさに「中間地点」なので、今回は中間報告のような内容です。
2月の中等部は、まさに追い込みの1ヶ月!!!という感じで、3月8日の巣立ちの会に向けて絶賛駆け抜け中な中等部の今を覗いてみてください。
テーマプロジェクト|縁&ラボ、開催決定!
上川期間のメイン授業であるテーマプロジェクトでは、イベント企画を行っています。
その名も、「縁&ラボ」(えんえんラボ)!
このイベントは、私たちに関わってくれた、関わってくれる全ての人に「一緒に何か楽しいことしましょう!!」と呼びかけるようなイベントです。
インフィニティの「巣立ちの会(卒業式)」が次の日にあるため、今の体制で上川の人たちと関われるのは最後のチャンスなのです。
縁&ラボという名前には「縁」=「円」「&」=「つながり」「ラボ」→「化学反応」=「出会い」などの要素がねじ込んであり、最後の最後まで関係を広げていこうと足掻くインフィニティ生らしさがあります。
ちなみにアンドの発音を良さげに読むと「えんえんラボ」なので、卒業目前の寂しさも表現することが可能になっています。笑
このイベントは「縁」というコンセプトとともに、「楽しい」というテーマを持っています。
今年度上川の人にインフィニティを知ってもらうラストチャンスであるため、「インフィニティらしさ」を散りばめた構造をどう作るか、話し合いを重ねています。
今企画しているのは、ゲーム(スマッシュブラザーズ)大会、カラオケ大会、保護者の方によるお抹茶体験ブース、インフィニティ紹介展示コーナーなどです。
今年度プロジェクトでお世話になった『もちごやマムさん』『KAMIKAWA KITCHENさん』に出店もしていただくことが確定したり、飲食も充実させていきたいと考えています。
「今年度のインフィニティ」の要素がたくさん詰まったイベントになること間違いナシです!
この文章を書いている21日時点では、イベントに教育委員会の後援をもらうために、企画書、ポスター、チラシの内容を確認をしてもらっているところです。
なのでこれから、広報を頑張らなければいけない、という状況です。
ということで、開催日時は3月7日の13:00〜15:00です。
これを読んだ方は、7日の13時に上川町のかみんぐホールに集合してください!!
周りの方への宣伝もよろしくお願いします。笑
(イベント詳細は生徒運営インスタグラムにて)
これまでの話。
さて、実はこの企画は「縁」というテーマのもと走り出したわけではありませんでした。
ここまで運んでくるのに、信じられないくらい激しい方向転換を重ねながらやっと道が固まった、という道のりがありました。
プロジェクト開始時、最初に伝えられたのは、2時間という「枠」とかみんぐホールのフレンドシップホールという「場所」、そして保護者の方二人がタッグを組んで「お茶会ブース」を行うという情報。
ということで、私たちのイベント企画の戦いは目的やコンセプトのデザインから始まったのでした。
まず最初に私たちの立てた目的は、「好きと楽しいを共有する時間を作る」こと。
最初の案として立てたキャッチフレーズは「あなたの楽しい、叶えます」でした。
人によって違う楽しいという価値観を、全部叶える空間を作ったら面白いんじゃないかという発想からです。
一旦そのテーマに沿って、まずはイベント内企画の案出しへ。
音楽、ゲーム、鬼ごっこ、料理大会、ヨガ、ビンゴ大会、などなど、私たちの「楽しい」に沿った30個ほどの案を絞り出しました。
では、その案をなるべく多く叶えるためにどうしたらいいか?と考え、上川の人に協力を得ればいいんじゃない!?という結論になりました。
そこから「助けてください」と、でかでかと書いてあるデモポスター、インスタ用投稿準備を1日で仕上げた私だったのですが、なんだか納得いかない&助けてくれる人たちの動線を決めきれていなかったので、なかなか動き出すことができませんでした。
イベント内容の不透明性から、あまり人が集まらないのではないかという不安もありました。
なのでそこからの話し合いでは、自分たちの対応の負担を考えて、「中学生に限定して企画の手伝いをしてもらってはどうか」という話になったものの、教育委員会に情報を通さないといけないというハードルがあり、ここから時間がかかりそうと判明。
企画スタートの時点でイベント1ヶ月前を切っていた私たちにはかなり大きな衝撃となるため、またまた方向性を見直すこととなりました。
企画を先に絞ってガンガン作業を進めることにして、案の絞り込みを行いました。
最初に決めたのは、”雪合戦”、”かくれんぼ”、”音楽祭”、”ゲーム大会”の4つ。
在校生の企画へのモチベーションを上げるためにも、それぞれの「やりたい!」を元に考えました。
その効果で、『学校の校庭を借りたい』とか、『町のアーティストを呼びたい』といった壮大なプランが立ち始めます。
チームを組んで話し合いを行い、何度も場所の使い方や人の流れを想像して計画を立てました。
しかし、その時点で残す時間はあと半月ほど。
結局、時間という現実を見て、学校への交渉が必要になる”雪合戦”と”かくれんぼ”をやめて、またアーティストと自力でつながるのが大きな課題だった”音楽祭”を”カラオケ大会”という形にして、確実に開催できる形を早く確定させることにしました。
メインイベントに関するプランが決定したのち、会場内の他の場所についても計画を立てます。
今回は保護者ブースが確定要素だったため、メインステージと抹茶スペースを軸に、あと何を用意すればいいだろうと考えました。
最終的に決定したのは「お店の出店を頼むこと」「今年度のインフィニティ紹介コーナーをおくこと」でした。
もちごやマムとカミカワキッチンに出店を依頼して、了承を得た時点で、残り時間はあと2週間。
これからも、まだまだやることだらけなわけです。
年度末プロジェクトだからこそ
今回のプロジェクトでは個人のスキル、チームのスキル、エナジーなど幅広い要素が必要になります。
メインの企画をチームごとに行うとしても、最終的には他のチームと時間や場所や設備について話し合い、情報を擦り合わせていかないといけないわけで、勝手に決められることはかなり限られているわけです。
このプロジェクトが始まって最初の一週間は、その面においてなかなか連携が取れていなかったなと思います。
それぞれの企画の中でプランを立てているせいで、全体をまとめたときに、「それ、噛み合わなくない?」ということが多かったのです。
個人が、個人の想像の世界で情報を完結させてしまうと、一つにまとめることはもちろんできないし、どこに情報を集約すればいいのかも曖昧になっていきます。
今回は誰に、いつ、どんな情報を投げて繋げるのかをちゃんと決めておらず、企画ごとに勝手に詳細が決まっていくということが起こっていました。
要素が複雑に組み合わさっているという前提を理解し、想像力を働かせる力は、もちろん個々に求められます。加えて、情報共有や調整をいかにスムーズに進められるかというチームとしてのスキルも問われます。
イベント全体として動かしていく自覚が全員にある状態でないといけないなと思いました。
最近はホワイトボードに全情報を図や絵を使いつつ随時まとめるようにしていたので、だんだんとチームワークが向上してきたのではないかと思います。
マイプロジェクト|外部に成果を表す場をつくる
マイプロでは、東川で2月28日、3月1日の2日間行われる『ASOBIBA!』というイベントに出陣すべく、準備を行っています。
このイベントは東川の団体『ASOBIBA!』が主催で行う「子どもが主役のフェス」です。
ASOBIBA!は『子どもが主役となり、「やってみたい」を本気の体験に変えながら、地域とつながり未来への種をまく子ども主体の共創の場』だそう。
このイベントは子どもたち主催の年に一回のビッグなイベントです。
私たちはマイプロジェクトで、自分の好きに正直に、やりたいようにやりたいことをしてきました。
今回のイベントはその集大成の発表に近い場として置き、イベント企画やステージ登壇などそれぞれの好きと得意を活かしてそれぞれの参加の仕方をします。
私は一学期にイベント企画を終わらせ、二学期は受験に焦りつつでサボり気味だったため(笑)今回は「インフィニティ紹介ブース作り」を担当します。
このイベントは東川のせんとぴゅあを広々使って行われ、一室をインフィニティで使える場所として用意していただいているので、入学希望者を増やすためにも(!!)紹介ブースをうまく作らなくてはなりません。
インフィニティを最大限理解してもらうブースを作るには、子どもがインフィニティを「体感」できる、また大人がインフィニティを「理解」できることが必要だと思います。
そこで今回私が計画しているのは、「ワークと投げかけと、説明のバランスの取れた部屋の構図を作る」ことです。
模造紙を使ってのインフィニティの説明や各種資料の展示に加えて、まだ計画段階ではありますが、自己分析の側面のある自己紹介を書いてもらったり、答えのない問いを置いておいたり、「インフィニティでやりそう」なワークを用意しようかと思っています。
しかし、ターゲットには小学生も多いので、あまり難しいものにならないように工夫が必要です。
試行錯誤しながら、ワークをやってみて「インフィニティってこんなところなのか」をなんとなく感じ取ってもらえる場を作ろうと思います。
危機的なことに、まだまだ資料関係は用意ができておらず本当に間に合うのか心配なところですが、こういうところで馬鹿力を出してこそインフィニティ生だと思うので頑張るつもりです。笑
テーマプロジェクト、マイプロジェクトは、それぞれどこかしらでレポートを書こうと思っているので結果も楽しみにしていてください。
英語|習慣化で整います。
英語ではチームでのワークブックでの学習と、電子黒板が使えるときは英語の物語を見てより自然な英語を学習しています。
最近は電子黒板に出会えておらず、ほとんど自主学習のような感じになっています。笑
なかなかプロジェクトばかりで頭がつまりそうなところに英語が毎日あることでいい感じのリフレッシュになっていると思います。
今日の最後に覚えたのは「by chance=偶然に」です。
グループに分かれて学習をしているので、互いにやる気を煽りつつ、英語に触れる時間を確保しています。
今週の金曜日には、定期的に受験しているCASECというテストをまた受けます。
今年度はこれまで3回受験していて、今回が今年度最終のCASECです。
年度はじめの点数からどれくらい伸ばすことができるかドキドキしつつ、勉強も追い込み期間に入っています。
プロジェクトが忙しすぎてほとんど勉強できていないためかなり悔しい未来が見えているのは知らないふりをしておきます。
そして、かなり今更な情報ですが、私たちは今学期(から?)かみんぐホールの一室を借りて授業をしています。
雪の中、毎朝登校という都民には過酷な環境ですが、かみんぐホールの暖房設備とパソコン作業に最適な椅子と机には敵いません。
『旅して学べ』というのは決して、作業を疎かにしていいという意味ではないです。
机はあくまで飛び出すものであり、廃棄するものではありません。
机とまちと、いいとこ取りをしながら学んでいくのが理想的なのではないでしょうか。
英語の授業の中で、今学期は一度、まちに出てデンマークの大学生の音楽のイベントに参加して英語の授業を行いました。
テキストよりも実践的な、コミュニケーションとしての英語力を養いました。
歌って踊って、楽しかった!!
コミュニケーション|インフィニティを取り戻す
コミュニケーションの授業は、高等部一期生だったきよちゃん(@franceskiyo)にオンラインで参加していただき、「人生デザイン」の授業をしています。
授業では、価値観ワーク、自分の行動分析、人生プランの想像など、自分と、周りのものについて考えています。
自分の持っている価値観を思考と行動の二つの視点から分析して、その特徴をもとにどのように自分の挑戦や変化へのサイクルを回していくか、というところに視点を向けます。
「理想の人生ってなんだろう」
「ビジョンを叶えるためにどんな行動を試す?」
などのインフィニティらしさ満載な問いと向き合っています。
私にとってこの授業は、プロジェクトばかりに行ってしまいがちな視点を自分軸に戻す機会になっていると思います。
自己探究は、自分の成長やプロジェクトへの自分の取り組み方を観察することにおいても重要です。
行動を起こすときに地から完全に離れた状態になって、迷子になることがないように自分という根っこを張っているような感覚です。
久しぶりだからか普段考えなすぎているのか、なかなか思考が深くまで回らないなと思いながらも、自分にとって一番自分らしいと思える言葉を探しつつ思考していました。
スノーアクティビティ| これぞ北海道!!!
さて、これこそインフィニティの醍醐味、アクティビティ(運動)の日!!
今学期はスノーシューとスキー/スノボの授業でした。
スノーシューでは毎度お世話になっている大函の散策と、石狩川の上を少し歩きました。
大函は去年も行っていたのですが、今年はまた去年と違う景色を見ることができました。
今年、衝撃的だったのが、つらら!!!
大函にはとても大きなつららができる場所があり、去年もそこでつららを眺めた記憶があるのですが、あまり印象に残っていませんでした。
去年こんな大きなつららあったっけ??と衝撃を受けた感覚が押し寄せてきたタイミングで、付き添ってくれていたビジターセンターの方が「今年のつららは大きい方だ」と教えてくれました。
自分の感覚がちゃんと機能していてなんだか気分が上がりました。
『アナと雪の女王』の世界に4歳でエルサファンだった私は大歓喜。
アニメーションだけだと思っていたので、軽く衝撃を受けました。
つららの後ろを歩いたりもして、本当にアナ雪の世界に行った気分になれました。
大函から戻ったあとは、ほぼ凍っている石狩川の上を歩きました。
両側が柱状節理の壁という不思議な光景を、水になった気分で眺めることができます。
途中には氷瀑もあり、自然にできる氷瀑を初めて見ることができたので、感動しました。
流れの弱い滝が少しずつ凍って、大きくなっていくんだそうです。
面白すぎる。
どこに目を向けても、良き自然!!という要素ばかりで癒されます。
スノーシューで歩いた日の午後には味噌作りもしました。
乾燥大豆7キロと、麹と塩をひたすら潰して、混ぜて、叩きつけて発酵させるための準備をしました。
スキー/スノボの日は、比布(ピップ)にある「ぴっぷスキー場」に行きます。
「ぴっぷ」はアイヌ語で、“ごろごろとした石のたくさんあるドロドロした土地”みたいな意味だったと思います。
あまりにも当て字感が滲みすぎていて面白いです。
この授業では、スキーかスノボを選択することができて、私は今年人生初のスノボに挑戦することにしました。
このスキー場は割と傾斜のあるコースが多く、初心者泣かせな場所だと去年スキーをしてみて思いましたが、できるかぎり楽しみたいと思います。笑
スキー場のレッスンで先生についてもらいながらスノボの基礎から学びました。
何度も転けて体をぶつけまくりましたが、個人的にスキーより体の使い方が簡単な気がして、楽しむことができました。
1日目はみんなそれぞれ楽しんで帰ることができました。
授業終わりには、みんなでぴっぷの温泉に行って、ある程度体をほぐしてから帰りました。
温泉効果で次の日の体の痛みは少しマシになったのではないかと信じています。
しっかり痛かったですが。
2月25日に2回目の授業があるので、また無事楽しむことができるといいなと思います。
「わざわざ北海道にいるのに、ウィンタースポーツを楽しまないなんてもったいない」・・・なんてことは、絶対にインフィニティではありません!笑
これからについて
さて、このコラムを書いている時点で今学期もあと残り二週間、コラムが出る時点であと一週間です。
毎日ワタワタしながらなんとか授業とやることをこなしています。
しかしまだまだ、ここからギアを上げていかなければいけないタイミングです。
2月28日、3月1日には東川で、7日、8日には上川でイベントが待っているので。
かなり追い詰められている状況ではありますが、どうにか巣立ちでいい表情を見せられるように頑張ろうと思います!
思考は一旦走り切ってからにしようと思うので、学びの側面については次回のコラムをお待ちください。
ということで、7日、上川で待っています。笑
次回へ
最後まで読んでくださりありがとうございました。
中等部はこのコラムが投稿される日に東川でイベント参加、翌週に上川でイベント実施、
卒業式というかなりのハードスケジュールですが、その忙しさこそインフィニティにいる価値だなと思うので、全力で乗り越えてみようかなと思います。
年度終わりまでドタバタなのがまたインフィニティらしいです。
では、また次回のコラムでお会いしましょう!
PROFILE
インフィニティ国際学院 中等部 チトセ
インフィニティ国際学院中等部 | 2024年9月入学
“ 楽しいことも苦しいことも思考に繋げば面白い。”
インフィニティ国際学院 在校生⚡️
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