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礎の石孤児院ザンビア コーディネーター
NSANSA Village Community Development 創始者

ザイオン ムタレ

メッセージ

幼少期より日本にいると、自分が外国人であるような違和感を覚えていましたが、アフリカにいると故郷にいるかのように感じられて、それ故に自分の人生の使命は、アフリカにあるのだろうと思っています。
その事によって、困難な事があっても、諦めずに希望を持ちながら挑戦し続ける精神的な土台を持つ事ができました。

社会がどんなに発展しても、どんなに良いシステムを作っても、そこに適応できずにもがいている、
あるいはアプローチする手段さえ無く、飢え、凍え、孤独に泣いている人たちが必ずいる、そんな世界に私たちは生きています。

そういった人たちと共にいて寄り添い、彼らの人生が輝きを取り戻すお手伝いができたら…とザンビアに渡って16年。
現在は、ストリートチルドレンのシェルター(約60人の男児)の運営と、親をHIVで亡くした、あるいは本人もHIV陽性で貧困状態にあり、かつ学校に通えていなかった孤児達への教育と給食支援を行っています。

この働きは、スラムに充満する貧困によって培われた恐れと諦め、無気力の連鎖を断ち切り、最も弱く、社会の底辺に置かれている子どもたちを、成功者として、世界の光として立て上げていく働きです。
とは言え、まだまだ始まったばかりで、試行錯誤しているところ。
インフィニティの皆さんからも、知恵やご協力も頂いて、一歩一歩進めて行きたいと願っています。よろしくお願い致します。

PROFILE

礎の石孤児院ザンビア コーディネーター
NSANSA Village Community Development 創始者 ザイオン ムタレ

出身地 宮城県名取市
日本福祉大学社会福祉学部卒業。1995〜97年、青年海外協力隊に参加し、砂漠化防止プロジェクトに携わる。
愛知県の知的障害者入所更生施設にて勤務時、イエス様に出会ってクリスチャンとなり、2004年よりザンビア共和国にて、孤児とストリートチルドレンの保護育成に携わる。牧師であるザンビア人の夫との間に、3人の男の子がいる。