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2025.11.28

在校生コラム

【 𝘕𝘌𝘞𝘚 】1コマ / INFINITY#12 「未開拓の地へ!石垣ライフ」(2025.11月号)

#中等部#在校生#現場で学ぶ

目次
初めに
中等部、石垣上陸!
テーマプロジェクト
一大イベント、歩き旅
生活
石垣に来る価値
次回へ
📸gallery

■この在校生コラムは【28日】に更新予定です。

 

インフィニティ国際学院中等部生、チトセがお届けする在校生コラム!!
彼女が感じた学校での成長や挑戦、そしてユニークな体験をリアルに伝えます。
北海道や奄美大島を学びの舞台にした活動、興味や関心、そして日々の学びをどのように実践しているのか。
チトセ自身の言葉を借りれば、「中等部にも、高等部に負けない学び、成長、そしてドラマがある!」
インフィニティならではの学びのスタイルや、チトセの目線で描く中等部の日常をお楽しみください。

初めに

こんにちは!インフィニティ国際学院中等部のちとせです。
私たちは今、石垣島にいます!!
泊まっているところから2分ほど歩けば浜辺に出られて、最高です。笑
上川とはまた180度違う日本の姿を見ています。

さて、石垣島でも気温が20度を下回るようになってきて数値は北海道の夏と同じくらいですが肌寒い日が増えています。

今回の記事はそんな「石垣島での私たちの活動」とという、ざっくりとしたテーマで文章を書きます。
あまりにもいろいろなことをしていて、一つを取り上げるのは難しいので、詳細はインスタグラムでチェックしてください。笑
では、私たちの感じているわくわくを文章で感じながら、ぜひ最後までお読みください。

全力海遊び

中等部、石垣上陸!

インフィニティ中等部は、北国と南国の2拠点生活を送ります。
昨年度までは奄美大島だった南国カリキュラムは、今年から石垣島に。
つまり、今年度はインフィニティ中等部初の石垣島なのです!!

個人的に行ったことがある人も生徒にはおらず、初めての石垣にみんなワクワク!
到着当初は「最南端の〇〇」にいちいち沸いていました。
書いている時点でちょうどそこから1ヶ月が経過し、そろそろ最南端店舗も見慣れてきましたが。笑

まだ初日に食べたタコライスの記憶があるので、そこから1ヶ月も経っていることが信じられないですけど。

初日・夜ご飯

石垣では伊原間にある「たいらファミリー」という宿に滞在しています。
宿のオーナーであるおとうさんをはじめ、関係者の方々に仲良くしてもらってます。

肩揉み(?)業務

1ヶ月間で海に行くのはもちろん、旅したり、山に行ったり、話を聞いたりいろいろな体験をしてきました。

ザ・インフィニティ。

山登り
船に乗せてもらった

めっちゃいろいろやるじゃんと思った方もいるかもしれません。

そう、この期間は授業の進度がゆるめに設定されているため、イベントに参加したりおとうさんとどこかに出かけたりできるのです!
まさに石垣を最大限味わうためのプログラム。

あまりにも情報過多で何を書こうかかなり迷ったのですが、このコラムではテーマプロジェクト、歩き旅、生活について少し綴ろうかなと思います。

南国のトトロ

テーマプロジェクト


 

 

プロジェクトでは、「コラコラ認証さん」に協力していただき、事業者さんにインタビューを基にしたnoteの記事を書いていました。

コラコラ認証とは石垣島のローカル認証を行っている団体で、この地方の象徴であるサンゴを守ることを大きな目標として掲げています。

コラコラ認証について説明を受ける

今のところは農、宿泊、飲食、小売り、マリンアクティビティ、リラクゼーションの六つの部門のガイドラインがあり、それぞれ事業者さんが活動しているそうです。
今回はその中の7つの事業者さんに参加していただき、記事を書かせていただきました。

プロジェクトは三週間半ほどかけて取材から執筆までを行いました。

コラコラとは?

10月終わり頃、まずはコラコラさんへのインタビュー。
まずはクライアントを知るところから!ということで、コラコラさんがどんな団体なのか、具体的に何をしているのかを実際にお話を聞きに行きました。
その中では、今のところ認証を増やすだけでなくコラコラ内でのつながりを作り、新しい事業を始めていることが印象的でした。

「仲間ができる」ことで、自分の事業の参考になる人を探せたり、より事業への愛が強くなったりとお互いにいい影響が起こるのです。
仕事以外の事業としてコラコラつながりの人が行っている「MMO(マイボトルで水おかわり!)」という事業には、私たちもお世話になりました。笑

コラコラ認証への熱い想いが聞けた時間でした。
それぞれ質問をして、コラコラ認証についての理解を深めました。

事業者調べ

さて、コラコラさんについて知ったところで、いよいよ本題の事業者さんについてです。
インフィニティでのプロジェクトとしては珍しく、一人でのプロジェクトで、一人一事業者さんを担当して取材をしました。

インタビューを基に記事を書くというプロジェクトではありますが、インタビューでなんでもかんでも聞くことはできないので、最低限の情報はインターネット上で調べました。どんなことをしているのか、どんな魅力がありそうか、自分で情報を探して考えました。

今回私たちのプロジェクトに参加してくれたのは、

宿泊分野のCoCo.
レインボーフォレスト(マリンアクティビティのレインボーリーフ)
飲食のRoots
旬家ばんちゃん
小売のYururu
集うと憩う
農の甍園芸

7つの事業者さんです。
この事業者さんを調べておけば、石垣島に旅行に行く際必ず役に立つと思います!笑

この期間でインタビューの方法についての授業もありました。
どんな聞き方をすればどんな情報が得られるのか、では知りたい情報を聞き出すには?と、インタビューで使える技能を知り、では自分は何を聞いたらいいだろうと計画を立てます。
加えて、インタビューの時間の確認や自己紹介を事業者さんへLINEで連絡しました。
みんな敬語や改行など、あまりする機会のない少しフォーマルな文章づくりにドキドキ。チューターチェックが飛び交いました。

事業者さんへのインタビュー

待ちに待ったインタビューweek!一人ずつ順番にインタビューをしに事業者さんに伺いました。
まずは、お店(場所)に初訪問だったので、その雰囲気を存分に味わいます。

お店の構図や雰囲気などなど、ネット上ではわからないことが多くあるので、自分が行って体感してきたことは今回のインタビューで一番大切にすべきことだったかもしれません。

準備した質問を使いつつ、事業者さんと会話を楽しみました。
みんなそれぞれ有意義な会話ができたようでした。

甍農園(いらかのうえん)の香代さんと

記事執筆

インタビュー後は、そのお話を生かして記事作成です。
決められていたのは事業者さんとnoteで記事を書くことのみ。つまり、それ以外は全部自由。

それぞれどんなメッセージを持って何を届けようかと試行錯誤し、自分にしか書けない文章を書き上げました。
お店について書く人もいたり、取材した人の人生について書く人もいました。
私はこのプロジェクトの開始時からのストーリーを書きました。

先日、記事は無事全員分完成してnote上に投稿したのでぜひ見てみてください。
私の説明ではわからなかったと思うので、実際に読んでみることをおすすめします。笑

👉インフィニティ国際学院x石垣島🏝️note

一大イベント、歩き旅

今回の研修の目玉イベントとも言える、歩き旅!
東と西の2チームに分かれて伊原間から市街地まで、二日間かけて歩きました。

歩き旅では、チームワークの向上を大きな目標とし、計画から実行までチームで協力して行いました。
まずは、チームの力でやりきること。
トラブルが起こったとしても自分たちでどうにかすること。

始めは二日間で市街地に辿り着いて、三日目は全員でバスに乗って帰る予定でしたが、急遽男子は徒歩プランに!笑
絶望した表情を浮かべていましたが、結局三日目は男子は徒歩で、しかも最後は走って帰ってきました。

女子は男子の荷物をバスで運搬。(あまりにも重くて二日目が一番ハードでした。)
だから男子は身軽だったということです。笑
チームワークですね。はい。

私のチームは西周りルートで、県道に沿って一日目は米原まで、二目は市街地まで歩きました。

一日目

一日目は栄、兼城などで寄り道しながら米原へ。
映像記録はインスタグラムにたくさん残っているのでぜひみていただきたいです。笑

栄で地域の人にお話を聞いたり、兼城ではなぜかフラダンスを体験させていただきました。
なんと貴重な体験。

とはいうものの、それ以外特に人と出会うことなく米原へ。
天気があまり良くないからか、とにかく人が外に出ておらず、鳥ばかり見つけていました。笑

雨が降る中、ほぼ無言で歩いていました。
米原では、最後の最後で宿が見つからないハプニングが。
何度か同じ道を往復して、みんなだんだん疲れていたときに男子二人が走って宿を探してくれました。
ん〜、まさにチームワーク!!

地図は正確に書いたはずなのにな〜と思っていたのですが、ただの縮尺判断ミス。
もう一本奥の道だった、というケースです。
地図は配置だけじゃないと実感しました。笑

一度宿でくつろいでから、夕飯を探しに。
米原は地図で見たより何もなく、かなり驚きました。

運よく宿の正面にお店があったのでお腹ペコペコの状態で入店。
私は全員揃う前にバウムクーヘンを食べたのでポークたまごおにぎりを頼んだのですが、お米が体に潤いを与えてくれる感じがして感動しました。
そんな私より面白いリアクションだったのが、生姜焼きを頼んだ男子二人。

ランニングというラストスパートをかけたこともあり、頼んだ瞬間から今か今かと待ち侘びていました。
食べた瞬間に幸せそうな顔になって、あまりにも面白かったので忘れられないです。笑
食事のありがたさや、幸せを言葉の通り噛み締めた夜ご飯でした。

二日目

二日目は、わざわざ遠回りして川平湾を眺めながら市街地へ。

なんともパーフェクトな天気で感動ものでした。まるで太陽に応援されてるみたい。
一日目より長く歩いているはずなのに、慣れてきたのかなんだか余裕が。

この日は一日中話しながら歩いていました。
ほぼ山なのはデフォルトなのですが、この日はお店のおばあに何度かお話を聞いたり、おやつをいただいたり、前日より内容が充実。
内心安堵していました。

トゥクトゥク

私たちが今借りているレンタカーのお店を通ると、お兄さんが屋根なしトゥクトゥクに乗せてくれました。
前日さんざん当たったのは雨風だったので、久しぶりに爽やかな風を浴びた気分でした。

ラストスパートは県道208号の山チックな道。
急にでてきたKFC食べたいという欲望のもと、「今日、ケンタッキーにしな〜い?」と叫んで元気を出しながら歩きました。

バンナ公園を越え、街が見えてきたときには全員ガッツポーズ。
喜びのままに宿に入り、ソファで動けなくなっていました。
重い腰をあげてKFCを目指すも遠すぎて断念し、そこにあったホットモットでお弁当を買って食べました。

今まで食べたホットモットのご飯でいちばんおいしかったです。絶対に。

生活

石垣生活の大きな特徴は、全食自炊なこと!
買い出しから食べるまで生徒で行います。
滞在しているたいらファミリーが私たちの自炊のために、とキッチンを整備してくれたらしくてもう幸せの嵐です。

1ヶ月もあるので、みんな自炊スキルが(主に野菜炒め)絶賛アップしています。
買い出しから自分たちで行うので、ひたすら想像力と組み合わせ力が鍛えられて、中学生ではなかなかすることのないいい体験です。
自分で作ってみて、自分で食べるからこそ、出汁の大切さや、アレンジ方法、野菜の切り方などなど、いろんなことがわかるんだと思います。
これぞ体験型の学び!

 

この他にも山に登ったり、海に行ったり、また海に行ったり、文化を知ったり、景色を見て、魚釣って、お祭り行って、ここでしかできない体験をたくさんしています。
一概に何を学んだかというと言語化が難しくて、何を書こうかずっと迷っていたのですが、きっと、何を学んだという言葉以上にそれぞれが自然から何かを吸収してたくましくなっていると思います。

そして、チームとしても、石垣で今までより関わりが多い時間を過ごし、今成長に向けてお互いに押したり引いたりしているフェーズにあります。
この密な時間で、これからのチームワークがより深まっていくんだなと感じます。

石垣に来る価値

私が石垣島にきて一番印象に残っているのが「人との関わり」です。
海の生物と遊泳より地元の人とゆんたく派。(ゆんたく=沖縄方言でおしゃべりや団らん)
石垣島ではおとうさんをはじめとして、さまざまな人と関わりながらプロジェクトを行ったり、生活しています。
 
つまり、私にとってはかなり幸せな生活なわけです。
そして、その体験こそが石垣期間でのいい体験だと思っています。
 
プロジェクトでも石垣の人とたくさん関わらせていただき、貴重なお話を聞く機会を得ることができました。
特に、私が担当した甍農園(いらかのうえん)の方は石垣のマラリアについての歴史を世界に伝える活動をしています。
インタビューでそのことを伺い、ご縁あってその活動の方も参加。
 
会は伊野田の公民館で行われ、すぐ横にあるマラリア撲滅の碑の見学も行いました。
世界各国からマラリアや公衆衛生に関係する職の人たちが集まって、石垣の歴史について学んでいて、いろいろな意味で貴重な体験でした。
自分の国に持ち帰って活かしていきたいと多くの人が言っていて印象に残っています。
また話者の方々とも話して、石垣の良さを教えてもらうとともに生き方の哲学を語ってもらったりもしました。
帰り際にはブンタンとスターフルーツとサーターアンダギーをお土産にもらって、やはりおじいおばあだなあと幸せ上昇しました。
 
後日、マラリアに関する博物館に資料を見に行ったのですが、どれも聞いたお話の知識が生かされるものでなんだか不思議な気持ちに。
ただ資料だけを見るよりもなんだかリアルに情報を感じ取った気がしました。
リアルな話を聞くことで、より自分に近いものとして捉えることができるし関連する情報も受け取りやすくなるんだということを体感しました。
 
また、平久保自治協議会の見学をさせていただいたときに、平久保への想いや今後への想い、また今していることなど幅広くお話を聞きました。まず、いらっしゃった方々の職業がインフィニティに授業しに来てほしい人ばかりだったのは流石に感動案件。
 
そして今後の平久保についての想いも聞けて嬉しかったです。
子供にとって魅力であるといいとか、自分たちで生きていけるようにという明確なビジョンがあり、言葉から協議会への想いがしっかりと伝わってきました。
話し合いも関係者の想いが大きいからこそ一言一言に意味があって、無駄のないものでした。
その言葉も、協議会に行ってみないとわからないし、感じられないものでした。

公民館長とパシャリ

このようにここでしか体感できない地域の温度感や知ることができない話が多くあるので、地域に関わっていくということはとても価値の高い行動だと思います。

こんな気楽に話ができるのは東京じゃ体験できないなと思います。
というか、石垣でしか聞けないことです。

温かく話を聞かせてくれるこの石垣の温度感がいいなと思ったし、こういう場所でいろんな体験をしたいなと思います。
今後大切にしたいことを一つ増やす経験になりました。

次回へ

最後まで読んでくださりありがとうございました。
毎度のことではありますが、石垣島での生活では特に、ここに書ききれないくらいのいろいろな体験があります。
その体験は「何を学んだ」という風に簡単に文字にできるものではないし、文字にしない方が体感できる学びとしての価値が大きいことも多いと思います。

そしてその学びや成長は、これからの私たちの人生で体現するものだとも思います。
価値のある時間だったと自分たちが誇りを持って言えるように、たくましく成長していきますので、今後もコラムをその一つの手段として見守っていただけると嬉しいです。

それでは、また次回もお楽しみに!

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📸gallery

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PROFILE

インフィニティ国際学院 中等部 チトセ

インフィニティ国際学院中等部 | 2024年9月入学

“ 楽しいことも苦しいことも思考に繋げば面白い。”
インフィニティ国際学院 在校生⚡️

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