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キャリア教育|“声を聴く”から始まる社会課題解決「ノックオンザドア」に学ぶ、事業を形にするプロセス

#高等部

目次
“社会課題をビジネスで解く力” に触れた日。
■なぜノックオンザドア株式会社様を訪れたのか?
■ 創業からM&Aまでのリアルなストーリー
■ 講義が自然と対話に変わる時間
■ 生徒たちの声
■ 最後に
■ あわせて読みたい:ノックオンザドア公式コラム

“社会課題をビジネスで解く力” に触れた日。

インフィニティ国際学院 高等部では、10月中旬に「東京進路研修」を実施しました。
世界を旅して学ぶ私たちにとって、“東京で学ぶ” という時間は、決してただの滞在ではありません。

それは、
「自分はどこへ向かうのか?」
「日本という国をどう捉え、どう活かして世界に出るのか?」

を考える特別な探究の旅でもあります。

今回は、東京・神田に本社を構える「ノックオンザドア株式会社 様」を訪問しました。

「スタートアップ」「ソーシャルビジネス」「医療×IT」
をテーマに企画された今回の訪問プログラム。

“世界の現場で学ぶ”インフィニティにとって、ただの企業見学ではなく、
社会の課題を自分ごととして捉えるための学びの旅です。

ノックオンザドア株式会社のWEBサイト

■なぜノックオンザドア株式会社様を訪れたのか?

ノックオンザドア株式会社様は、
「難病患者・家族を光に社会にイノベーションを起こす」 をミッションに掲げ、
医療・福祉分野における社会課題解決型スタートアップとして活動しています。

その大きな魅力は、
社会課題や顧客の声に真摯に耳を傾け、そこから生まれたニーズを着実に事業として形にしていく姿勢。
机上ではなく、実際に困っている人の声から事業が始まり、
“現場と共に歩む形”で価値を積み重ねています。

インフィニティ国際学院では、
“実社会に触れ、自ら問いを立てる学び” を重視しています。
今回は、
起業を職業選択肢としてリアルに実感してもらいたい
という思いから訪問が実現しました。

代表の林さんから直接学ばせていただく

■ 創業からM&Aまでのリアルなストーリー

当日は代表の林泰臣さんより、
創業の背景や難病患者との出会い、
そして事業を育て、M&A(買収・統合)成立に至るまでのプロセスを、
ご自身の経験をもとに丁寧に語っていただきました。

起業に興味を持つ生徒が多い中、
「事業はどう始まり、どう成長し、どのように社会に広がっていくのか」
という流れをリアルに知ることができたことで、
進路のイメージは一段と鮮明になりました。

スタートアップの定義

■ 講義が自然と対話に変わる時間

講義が進むにつれ、生徒たちの手が次々に挙がり、
用意された質疑応答を待たずに 対話型セッション へと発展。

「社会課題を解決する手段として、スタートアップでしかできないことは何ですか?」
「事業を継続させるための資金調達はどう考えていますか?」

本質を突く質問が続き、会場はあっという間に熱を帯びました。
受け身の学びから、自らの言葉で未来を切り拓こうとする学びへ。
その切り替えの瞬間が、確かに訪れていました。

■ 生徒たちの声

「起業に興味がある中で、今自分がやるべきことが見えた」

「社会課題を事業に変える力に触れて刺激を受けた」

「想いが強くなければ事業は始まらないと感じた」

「将来こういう仕事をしたいと本気で思った」

体験は、知識を越えます。
この訪問は、生徒たちにとって
“未来への意志が芽生える時間” となりました。

■ 最後に

林さんが語られた印象的な言葉があります。

「事業は誰のためにあるのかを問い続けることが、どんな局面でも軸になる」

社会の声に耳を傾け、想いを形にし、
着実に事業として広げていく力
その姿勢こそが、ノックオンザドア株式会社様の本質なのだと思います。

改めて、温かく迎えてくださった
ノックオンザドア株式会社の皆さまに心より感謝申し上げます。

インフィニティ国際学院 高等部は、
これからも日本と世界の現場を舞台に、
“10年後の世界を変える人材” を育て続けます。

■ あわせて読みたい:ノックオンザドア公式コラム

訪問の様子を、企業側の視点からとても丁寧にまとめていただきました。
生徒たちの表情や学びを、ぜひこちらからもご覧ください。

👉 https://knockonthedoor.jp/2025/11/8352/